理事長挨拶
理事長/整形外科医 草野 信一
外来をしていると高齢者の患者さんから「歩きたい」「運動をして元気でいたい」という声を多くいただきます。
一方で怪我や転倒による骨折などにより運動することに対して恐怖心がある場合があります。このため患者さんの心と身体をよく理解し、適切なリハビリを提供することが重要だと考えております。
エムズガーデンのリハビリテーションは急性期病院で経験がある理学療法士を配置し、患者さん一人一人に合わせたプログラムを作成しております。また車椅子のまま全身運動できるマシンや安全に簡単操作のマシン、さらにメディカルモードを搭載した水流マッサージベッドを導入し、継続して運動できる環境を整えました。
入院や術後問わず、より多くの方に利用していただき、地域の元気な日常を支えることができれば幸いです。
施設概要
行動指針
私たちは、理念の実現とお客様満足へ向け、宣言文として、『八つの誓い』をかかげ、行動します。
① 接遇・マナー
- 誰に対しても立ち止まり、自分から笑顔で、相手と目線を合わせて大きな声で挨拶している。
- 忙しい時でも、常に笑顔を絶やさず、ご利用者、ご家族、職員からの要望に対して「かしこまりました」と前向きな言葉で受け答えしている。
- いつも、自分や相手が氣持ち良く施設を利用できるように、ゴミを見つけたらその場で拾い、汚れを見つけたらすぐに清掃している。また、危険個所、破損箇所等に気づいたらすぐに対処(報告含む)をしている。
② ご利用者満足
- ご利用者の立場に立って、個別のニーズに答えるために、他職種との調整を図る等をして、個別のサービスを実現している。さらにその他の職員に伝えるために要点を押さえた記録ができている。
- ご利用者・ご家族の意向を取り入れ、日頃のケアに反映し、ご家族来訪時には、挨拶・お礼はもちろん、日頃のエピソードを交えた近況報告を行っている。
- モデル行動を、常に前向きな氣を発して率先垂範し、周囲の人にプラスの変化を与えている。
③ 自己成長・啓発
- 研修・勉強会に積極的に参加し、学んだことを実践し、自らの体験談を元にミーティング等で職員に発表している。
- 専門職の自覚を持ち、自分のスキルアップのため、個人目標を明確にし、自己管理表を作成して実践し、毎日自己評価できている。
- 自己改革、自己改善に対し、積極的に“はい!やってみます”と言って、前向きな行動ができている。
④ 誠実さ
- 自分のミスに対して、言い訳せず、素直に認め、謝罪、反省をし、具体的な改善策を示し、同じミスを繰り返さないようにしている。
- 職場やチームで決めたルールを理解し、責任をもって実践し、目的・理由を含めて他者に説明・アドバイスが出来ている。
- チームケアの一員として、事実を正確に伝え相手の状況や特性に合わせて、伝わるための工夫(確認をするなど)をした、報・連・相ができている。
⑤ 理念・方針の共有化
- 現場で起きる課題や問題点に対して、モデルカードに書いてある内容を引用してわかりやすく説明・指導している。
- ミーティングで問題解決や取り組み内容の決定時に、モデルカード、具体的事例を引用してチーム方針を決定し実行できている。
- 月に1度のミーティング及びチームカンファレンス時に、理念を理解した上で意見交換し、意見の相違があった場合でもより理念に沿った意見を選択し、決定している。
⑥ リーダーシップ
- 自ら積極的に部下とコミュニケーションをとり、長所については「認める」「褒める」、短所については「指摘する」「指導する」等し、コーチングのスキルを活用し自ら考える力と行動力を高められるよう指導している。
- 仕事に対する意識を高める為、自ら高い目標と向上心を持ち部下の支援、フォローをし、モチベーションを上げ、プラスの氣を与える存在になっている。
- 部下からの相談や提案に対して、どんな状況、問題でも、時期を逸することなく、意思決定し、明確な指示で周知徹底している。
⑦ 経営への参画
- 担当業務における構造的、潜在的な問題、将来的な課題に対する対策を検討・実践し、問題解決を図っている。
- 運営会議等で経営的視点に立ち、人材の育成、稼働率の向上、離職率の改善、コスト削減に向けた改善、提案を数値的根拠に基づいて意見を積極的にしている。
- トラブル(事故、ミス、急変、クレームなど)が起きた時は、原因を究明し、再発防止策を話し合い、職員に周知徹底すると共に、対応(技術)を、カンファレンスやミーティング時を活用し指導、育成を行っている。
⑧ 目標の管理及び評価
- 施設の目標に沿った自部門の目標を具体的に設定し、管理プロセス(5W1H)を明確にして部下に周知し、定期的に結果を確認していく。
- 人事考課の結果を部下にフィードバックすることにより、部下の優れた点を認め、且つ改善点を共有し、的確なアドバイスを行い、結果として部下のモチベーションアップを実現している。
- 適正な考課をするために、先入観や周囲の噂に左右されず、部下の具体的な行動事実を記録し、それに基づいて、公正な判断基準で考課している。